[UP DATE・98/11/24]

ml.gif r.gif  B&N,イングラム買収でインターネット書籍販売に有利な立場 mr.gif
 ベルテルズマンも科学・医学書出版社の株を取得
 
 先週発表された、米国最大のチェーン書店のバーンズ・アンド・ノーブルと米国最大の流通業者であるイングラム・ブックグループの合弁 (関連記事は「アメリカ出版界ニュース」 バックナンバー参照)に対する米国政府からの承認は、 当初の45日間での承認より長引き来年に持ち越されるという予測だ。
 この合併により、最も恩恵をこうむる部門はバーンズ・アンド・ノーブルがおこなっているインターネットによる書籍販売部門だといわれている。 バーンズ・アンド・ノーブル側は、今後インターネットによる書籍販売が伸びるとみている。

 今回、イングラムを買収することにより、バーンズ・アンド・ノーブルは組織的に みると出版されるほとんどの書籍を在庫という形態で保有することが可能となった。 在庫の豊富さはインターネットからの書籍販売には重要な要因で、バーンズ・アンド・ノーブルは有利な立場に立つことになる。
 また、バーンズ・アンド・ノーブルのインターネット書籍販売のジョイント・ベンチャーのパートナーである、 コングロマリット企業のベルテルズマンは、スプリンガー・ヴェルラグ社の株を取得したと今週発表した。

 スプリンガー・ヴェルラグ社は、科学・医学書の国際的な出版社である。 ベルテルズマンは今後、バーンズ・アンド・ノーブルのインターネット書籍販売サイトでの、 科学・医学書の販売増を見込んでおり、今回の株取得はそれに対応した動きになった。
ml.gif r.gif  モニカ・ルインスキーが出版契約を締結 mr.gif
60万ドルのアドバンス
 
 クリントン大統領の不倫疑惑で一躍、人々の注目を集めたモニカ・ルインスキーが、 セント・マーティン・プレスと出版契約を結んだ。
内容は、モニカ側からみた一連の不倫疑惑に関る話となる。 タイトルは仮題だが『モニカズ・ストーリー』となると発表された。

 アドバンスの金額が100万ドル(1億2000万円)にものぼると噂されたが、発表となった金額は60万ドル(7200万円)。 もし、本がベストセラーとなった時には、この金額の他にボーナスが支払われるという。 また、ネットワークテレビであるABCはニューズマガジン番組である『20/20』で、 モニカの独占インタビューをおこなう。インタビューアーはバーバラ・ウォルター。 放送される地区は北米だけに限られるという。
ml.gif r.gif  ブレット・イーストン・エリスが新作を出版 mr.gif
 題材はスーパーモデルと街の文化
 
『レス・ザン・ゼロ』や『アメリカン・サイコ』の著者であるブレット・イーストン・エリスの新作が来年の1月に出版される予定。 題名は『グラモラマ(Glamorama)』。 ニューヨークのモデル業界やコンテンポラリー・カルチャーを主題にした物語だという。 同じモデルや雑誌の文化を扱った、ジェイ・マキナニーの『モデル・ビヘイビア(The Model Behavior)』が最近出版されたばかりだ。
『グラモラマ(Glamorama)』の出版社はクノッフ社。 編集者はジェイ・マキナニーの作品をてがけてきたゲリー・フィスケットジョン。初版10万部を予定している。
ml.gif r.gif  米国副大統領の娘がシークレット・サービスを風刺 mr.gif
 ユーモア誌に作品を掲載
 
 米国副大統領であるアル・ゴアの娘、クリスティン・ゴアは現在、ハーバード大学の4年生だ。
クリスティンは『ザ・ハーバード・ランプーン』誌にシークレット・サービス・エージェントを風刺する作品を載せた。 『ザ・ハーバード・ランプーン』誌はユーモア誌として知られている。

 『ニューヨーク・タイムズ』紙が、11月16日付けの紙面で、クリスティンの写真付きでその作品の内容を伝えた。 クリスティンは「私はシークレット・サービスに最も高い尊敬の念を抱き、 彼らのプロフェッショナリズムに大変感謝している」という内容のステートメントを発表した。
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