[UP DATE・98/10/10]

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アメリカで出版されるハードカバー本を例に、一般的な米国出版社の1冊に対するコストや利益を紹介してみると、
本の価格25ドル マーケティング1.5ドル
本屋への卸し12.5ドル人件費2ドル
印刷・製本2ドル作家への支払い2.50から3.75
倉庫・配本2ドル
となり、出版社の利益は1.25から2.50ドルになる。 また、米国ではアドバンスという形態で作家に印税を先に支払うが、 もし本が売れずアドバンスで支払った額に印税が達しなくとも、 作家はアドバンスを返す必要はない。
ml.gif r.gif  1997年、アメリカでは852冊の雑誌が創刊された mr.gif
 1998年10月8日付け『ニューヨーク・タイムズ』紙の掲載された、サミール・フスニ博士の記事によると、 1997年、アメリカで創刊された新雑誌は852冊。 1996年の933冊に比べると減少した。90年代に創刊され4年以上、発刊を続けている雑誌は全体の35%。 80年代では約18%だったので、その率は約2倍になっている。
 雑誌一冊の平均価格は4ドル75セント。依然、専門誌が強い傾向にありフィットネス、ミステリー、SF、セックスのカテゴリーが特に好調という。
ml.gif r.gif  ユニオン・スクエアにバージン・メガストアが進出 mr.gif
 ニューヨークのタイムズ・スクエアに店を出していた「バージン・メガストア」が、 8月28日に新たな店を開けた。出店場所はニューヨークのダウンタウンにあるユニオン・スクエア地区。新たな店は3000平方フィートの床面積で15万枚のCD、 2万本のビデオ、1万冊の書籍が販売される。店内にはカフェも設けられている。
すぐ隣には「バーンズ&ノーブル」のスーパーストア、2ブロック南には老舗の本屋「ストランド」があり、 今後ユニオン・スクエア周辺は本や音楽の好きな人には見逃せない地域になりそうだ。
ml.gif r.gif  『ニューヨーカー』誌の新編集長にデイヴィド・レムニックが就任 mr.gif
 7月8日に辞任を表明したティナ・ブラウンに代わり同誌のスッタフ・ライターだったデイビッド・レムニックが新たな編集長に就任した。 レムニックはピューリッツァー賞受賞経験者。
 ライター/著者だったレムニックがティナの抜けた『ニューヨーカー』誌の舵取りをどうおこなうか注目が集まっている。
ml.gif r.gif  今度はファッション界の小説 mr.gif
 80年代を賑わせたふたりの作家、ブレット・イーストン・エリスとジェイ・マキナニーが新刊を予定している。 エリスの方は『Glamorama』そしてマキナニーが『ModelBehavior』とどちらもファション界を舞台にした小説になる。 アルフレッド・A・クノッフ社から出版される予定。
ml.gif r.gif  捏造記事で続出で雑誌社の事実確認機能に新たな疑問 mr.gif
 リポーターとして活躍していたスティーブ・グラス(25歳)が寄稿した記事に捏造部分があることが発覚し、 雑誌の事実確認部門のあり方が見直されている。捏造記事を出版したのが、 『ザ・ニュー・リパブリック』、『ローリング・ストーン』、『ハーパーズ・マガジン』などの一流誌だっただけに問題が広がった。 通常、雑誌社は寄稿された記事の事実確認をする部門を設け、確認をおこなっているが、ライターを信用して、 確認をしないまま出版してしまったようだ。
 今後、雑誌社の事実確認機能が見直されるのは間違いないだろう。
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