[UP DATE・99/06/30]

ml.gif r.gif  新進作家の作品を一挙に掲載 mr.gif
  『ニューヨーカー』誌の文学企画

 6月21日、28日合併号の『ニューヨーカー』誌は、「The Future of AmericanFiction」と題され、 「The Talk of The Town」や「The Mail」など連載記事を除いて、ほとんど短編集の形態を取っている。 作品を楽しむだけではなく、米国で今、台頭し始めている作家が誰かを知る目安として、この号をみることも出来る。20の短編とみっつの詩が掲載されている。

 ラインアップは、ジュノ・ディアズ、リック・ムーディ、A・M・ホームズ、シャーマン・アレキシー、エドウィッジ・ダンティカットなど、なるほどと思わせる作家が名前を連ねている。
 そして、「BOOKS」のコラムは「First Novels」と題され、これからが期待される作家の処女長編小説が8冊紹介されている。

 ティナ・ブラウンからデビッド・レムニックに編集長が代わった『ニューヨーカー』誌が打ちだした、文学寄りの思い切った誌面企画だ。
ml.gif r.gif  米国の十代の読書傾向 mr.gif
  好きな作家はスティーブン・キング

米国の出版業界誌『BOOK』によると、米国の十代の男女がひと月に読む本の数、好きな作家は次の通り。
◆ 本の数 ◆
0冊 8%
1冊 36%
2冊 25%
3冊 16%
4冊 9%
5冊以上 6%
◆ 好きな作家 ◆
<女子>
1位 Stephen King
2位 Mary Higgins Clark
3位 William Shakespeare
4位 Luleene McDaniel
5位 V.C. Andrews
<男子>
1位 Stephen King
2位 Michael Crichton
3位 V.C. Andrews
4位 William Faulkner
5位 Lurleene McDaniel

ml.gif r.gif  「リスト」の使用をめぐりアマゾンとニューヨーク・タイムズが係争 mr.gif
  ボーダーズは未だ態度を保留

 アマゾン・コムが『ニューヨーク・タイムズ』紙のベストセラー・リストに入った本を半額で売り出し始めてすぐに、 『ニューヨーク・タイムズ』紙はアマゾンに対し、「リスト」を無許可で使用してはいけないという訴えを起こした。
 これに対しアマゾンは『ニューヨーク・タイムズ』紙と調整を取っていたが、話し合いがつかず裁判で争うことになった。

 『ニューヨーク・タイムズ』紙のベストセラー・リストは、米国の多くの書店などでも使われており、それに対し『ニューヨーク・タイムズ』紙は何のアクションも起こしていない。
 アマゾンは「この映画はアカデミー賞を受賞したといっているようなもの」として、リストを使うことは問題がないはずとしている。

 また、『ニューヨーク・タイムズ』紙は同様なオンサイト・ブックセラーであるボーダーズ・コムにも同様な不服を申し立てている。ボーダーズはその不服に対しどう対処するか、まだ決定していないという。
 一方、アマゾンとボーダーズのライバルとなるバーンズ・アンド・ノーブルもインターネットのサイトで「リスト」の掲載をしているが、同社は『ニューヨーク・タイムズ』紙と業務提携があり、「リスト」使用を許可を得ている。
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