[UP DATE・99/05/18]

ml.gif r.gif  売り出されるサリンジャーの手紙 mr.gif
  18歳の少女に宛てられたラブレター

 1998年にJ・D・ザリンジャーとのロマンスを綴った『At Home in theWorld』を出版したジョイス・メーナードが、サリンジャーより受け取った14通の手紙を競売にかけることになった。

 14通の手紙は72年8月より73年8月にかけて、サリンジャー自身によって書かれたもので、当時のメーナードに対する想いが綴らたラブレターもある。競売はニューヨークのオークション・ハウス、サザビーズがおこなう。 6月17日から21日まで展示され、実際に競売にかけられるのは22日。

 サザビーズは6万から8万ドルで競り落とされるだろうとしている。 メーナードは自分の子供の教育資金のためにこれらの手紙を手放すという。手紙を受け取った当時、メーナードはエール大学に通う18歳の大学生で、一方、サリンジ ャーは53歳だった。現在、サリンジャーは80歳になり、コネチカット州でプライバシーを固く守った生活を続けている。サリンジャーは65年から何も出版をしてい ない。

 いまのところ、サリンジャー側からは何のコメントも発表されていない。

ml.gif r.gif  Eブックでの印税見直しを要求 mr.gif
  市場が本格化した場合は高い印税を

 インターネット上からダウンロードが可能なEブックが市場に広まるにつれ、作家やリテラリー・エージェンシー側からEブックの印税に対する要求が高まっている。流通や印刷・製本コストが抑えられるEブックの印税が、通常の本と同じではおかしいという意見だ。

 バーンズ&ノーブルのウエッブ・サイトでは約500のEブックタイトル揃えており、現在までに1万5000部を販売したという。 また、カリフォルニアのデイビス地区では連邦政府から600万ドルの補助金をもらい、7700人の学生を対象に、Eブックを読むための機器、「エレクトニック・ブック」を購入した。 そのほか、ハイテク企業では新たな「エレクトロニック・ブック」の開発に力を入れており、現在200から300ドルで販売されている「エレクトロニック・ブック」機器も近い将来は100ドル以下になるという。

  これらの動きを受けて、作家やリテラリー・エージェンシーの多くは、もしEブックがこのまま本格化した場合、印税の見直しをおこなうという条項をつけなければ、Eブックでの作品化はしないという。
ml.gif r.gif  本の販売人に賞金3000ドル mr.gif
  ファーラ・ストラウスが贈る新たな賞

 アメリカの大手出版社であるファーラ・ストラウス&ジローは、業界でも珍しい「New Bookseller Awards」を発表した。これは本を販売する人に贈られる賞で、今後毎年3人が選ばれ、賞金各3000ドルが受賞者に与えられる。今回は、ウィシコンシン州、オハイオ州、ニューヨーク州にある書店に働く店員が選ばれた。

 賞を受けた人は書籍の販売や普及に貢献した人で、例えば今回の受賞者のひとりは、50のコミュニティでのリーディング・グループのコーディネーションをし、8店舗で本についてのディスカッション・グループのコーディネーションをしている。

 受賞者はロサンゼルスで開かれたブックエキスポ・アメリカで表彰された。賞金3000ドルの他に、ブックエキスポへの旅費として各500ドルも支払われた。
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