[UP DATE・99/05/11]

ml.gif r.gif  ポール・ボウルズのドキュメンタリー映画がアメリカで公開 mr.gif
  バロウズとギンズバーグとの再会の場面も

 『The Sheltering Sky』などを書いた作家、ポール・ボウルズの人生を描いたドキュメンタリー映画、『Let It Come Down』がニューヨークで公開された。
 ボールズは世界を旅をし、1940年代にタンジールに家を買い、そこで暮らした。タンジールは56年よりモロッコの1部となったが、それ以前はイギリスやフランスなど9カ国による国際管理地区であった。タンジールはアメリカのボヘミアンたちのメッカとなり、ウイリアム・バロウズ、アレン・ギンズバーグ、トルーマン・カポーティ、テネネシー・ウィリアムスなどがボウルズの家を訪ねた。

 『Let It Come Down』ではタンジールの風景が多く観られる。また、ボウルズは95年に、35年ぶりにニューヨークを訪れ、バロウズやギンズバーグと再会しており、その時の様子も収められている。
 バロウズもギンズバーグも死んでしまったが、ボウルズはまだ生きている。現在、ボウルズは88歳。
ml.gif r.gif  ABCの「顔」、ヒュー・ダウンズがABCと決別 mr.gif
  新たな道を模索

 米国3大ネットワークのひとつ、ABCのニュース・マガジン番組である「20/20」のアンカーを務めているヒュー・ダウンズが、ABCを離れることになった。ヒューは1962年から71年までABCの人気朝番組「TODAY」のアンカーも担当し、同局の「顔」といってもよいアナウンサー。現在、ヒューは78歳。

 「今までのネットワーク・ニュースでの契約では出来なかったことをやりたい」というのが、ABCを離れる理由だ。
 ABCとの契約が切れる今年10月以降、ヒューは新たな道に進むという。
ml.gif r.gif  B&Nのテレビコマーシャルにマクコートが出演 mr.gif
  独立系書店から上がる批判の声

 米国でベストセラーとなった『Angela's Ashes』を書いた作家、フランク・マクコートが大手書籍チェーン店であるバーンズ・アンド・ノーブルのテレビコマージャルに出演したため、独立系書店から批判の声が上がっている。
 バーンズ・アンド・ノーブルのテレビコマーシャルにはマクコートのほかに、スティーブン・キング、トム・クランシー、スコット・アダムス(漫画家)などが出演しているが、批判が出ているのはマクコートだけだ。

 マクコートは独立系書店が贈るアビー賞を受賞している。その賞を受け取る際に独立系書店の力が『Angela's Ashes』をベストセラーに結びつけたという内容の発言をしており、今回のテレビコマーシャルはその言葉を裏切る形となった、というのが独立系書店の言い分だ。
 マクコートは「もし、彼らがコマシャルを作り、私に出演を要請したら、私は出る。今、自己反省する気分ではない」と語っている。

 『Angela's Ashes』は250万部を売り、現在も売れている。また、パラマウント社で制作される映画は、現在、11月が公開の予定となっている。マクコートは『Angela's Ashes』の続編となる『'Tis』を執筆中。
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